2007年08月30日

健康の三要素といえば、「食事」「睡眠」「運動」です。

その食事の大切さをお話しする前に、自然治癒力についてお話いたします。

現代医学の薬や最新治療では「病気が治る」ことはありません。
 
 現代医学は「症状を抑えることは出来ても、治すことはできない」と、各優秀なお医者さんが公言しております。

「いやいや、私は病院で処方された薬で治してもらいましたよ」という人もいるかも知れません。しかし、それは薬が治したのではないのです。

 たとえば、ナイフで指を切ったとしましょう。

 傷口にいくら薬を塗りこんだとしても、細胞が増殖して分断された肉をつなぐ働きがない限り、絶対に治りません。

 つまり、「自然治癒能力」がなければ、どんなに医術や薬物療法を尽くしても、からだは治らないのです。

 自然治癒力とは、すべての人間に備わっていて健康を維持し、ケガや病気を治す力です。自然治癒力は、ケガや病気で壊された細胞を元に戻す「自己再生機能」と、ウィルスや細菌などの侵入者と戦う「自己防衛機能」の2つから成り立っています。

 自然治癒力が落ちている人は、回復に時間がかかります。からだがしっかりしていて治癒力が備わっている人は、薬などの効果も早くあらわれます。

 薬や治療が、人を治す「助け」になるのはまちがいありません。ときには、治りを早めたり、苦痛を紛らわせたりしてくれます。

 しかし、最終的に、からだをもう一度、健康状態にまで立て直すのは、自分自身の治す力なのです。

自然治癒力を高める方法は後々、レスいたします。
posted by 院長 at 12:16 | Comment(0) | TrackBack(5) | 健康情報!

2007年08月04日

今、全国高校総体が佐賀で行われております。

陸上競技、大会初日に男子400m競争が行われてて、佐賀北高の廣瀬選手が全国の実力があるのに、左太腿部の肉離れで、無念の準決勝敗退で新聞では『ガラスの足』なんて書かれていました。

何回も同じとこを繰り返して肉離れを起こしているみたいですが、肉離れについてと、施療方法を書いていきます。


肉離れの症状とは?

肉離れを起こすということはスポーツシーンにおいてよく見かけることといえますが、肉離れが具体的にどのような症状であるかを知っている方は実は少ないと言えます。肉離れは、外部からのダイレクトな衝撃が原因で発症する症状ではなく、走っているときのように筋肉運動を行っているとき発生する牽引及び伸張ストレスが要因となり、筋肉そのものが傷つくもしくは壊れることをいいます。肉離れの症状の種類には痙攣を引き起こす、筋肉周辺にある膜の損傷、筋肉組織の一部破損や断裂など、軽度から重度の症状までさまざまあります。肉離れがよく起きる部分は一般的に大腿部、下腿後側、ふくらはぎといった足、上腕部分、肘といった腕、肋間筋といった体の胴部分になります。

肉離れの重傷度について

肉離れには大きく分けて「?度」「?度」「?度」の3種類があります。軽度である?度は、筋肉組織に大きな損傷が無く、痛みこそ伴いますが運動障害となる症状はありません。痛みをある程度我慢することで、肉離れ中でも動くことは出来ます。中度である?度では筋や腱などに損傷はないものの筋繊維に損傷が見られ、かなりの痛みを感じることになります。ただそれでも痛みを我慢して動くことが可能ですが、中度の肉離れ時は無理をせずに休む方が良いでしょう。肉離れの重度症状である?度は筋や腱が損傷してしまい、酷いときには剥離骨折が生じる場合もあります。重度の肉離れに陥ったときは激痛を伴い、さらに動かす(動く)ことが出来ない状態になります。

上記は一般的に言われている肉離れです。

しかし、肉離れの原因をよくよくたどれば、腰、あるいは骨盤と実は関係があるんですよ。
私は、骨盤や脊椎を矯正することで何人もその場で改善させることができました。

実は、仙骨(腰椎の下にある尾骨につながっている骨)上部が前方に倒れていることが多いんですよね。

それと、胸腰椎間が狭まっていることも考えられます。

これらは脊柱起立筋(腰椎の両サイドにある筋肉)等が拘収縮していて、仙骨や骨盤の歪みが生じ、大腿四等筋やハムストリング等に力が入るときに余分な付加が掛かって起こるのではないかと考えています。

私が使っている動体療法で施療すれば、肉離れも改善していきます。

posted by 院長 at 12:29 | Comment(4) | TrackBack(1) | 健康情報!

2007年06月19日

今回は、整体とはまったく関係ないのですが、最近ではもっとも多い病気がウツやパニック障害、その他にキレやすい人等じゃないでしょうか。

そこで、今回は精神疾患などの心の問題に食が心身に及ぼす重要性についてお話します。

現代医学では食事で改善できる症状でも投薬治療が主流になっています。

食生活の中で、主食のコメではなく、糖分の多い清涼飲料や菓子で腹を満たすような乱れた食事は脳の機能低下を招き、うつ状態・イライラ・不安・粗暴行動などの原因になりえます。


1977年 米上院特別委員会で、犯罪者には血糖値が異常に低い人が多く、栄養の乱れは精神的な問題と関連があると報告されています。

● なぜ栄養が偏ると精神的な問題が起こるのか?

 脳の働きには、炭水化物が分解されてできるブドウ糖が欠かせない。
 ゆっくり消化される穀物やイモだと、血中のブドウ糖も安定供給され、脳は正常に働く。

 しかし、同じ炭水化物でも、砂糖は二つの分子が結合した二糖類だから、分解吸収が早く、血中のブドウ糖は急増する。
 体は血糖値を下げるためすい臓からインスリンを出すが、それを繰り返すと、インスリン過剰分泌されて低血糖に陥りやすくなり、脳は『栄養欠乏』になる。
 
 さらに、体は『攻撃ホルモン』と呼ばれるアドレナリンを放出して血糖値を上げようとする。そのようにして起こる頭痛やイライラ・不安・無気力・キレるなどの状態を低血糖症と呼んでいる。

 食事を見直し、必要な場合はサプリメントで栄養素をした結果で、不登校、家庭内暴力、統合失調症などが改善したケースはいくつもあります。

 甘いものをせっせと食べていては、糖をエネルギーに変えるビタミンB群などが欠乏してしまうから、健康は維持できない。
 
 基本はコメを主食とした適正な食事。
 
 日本と違い、米国やカナダなどでは、心の病を体内のビタミンやミネラルなどのバランスを見て治療する『分子整合精神医学』が進みつつある。


● 最近、些細な動機による重大事件が目立つ。

 現代人の脳は栄養欠乏で悲鳴を上げていると感じます。
 心の教育やカウセリングの必要性ばかり叫ばれていますが、心の病にも栄養学の視点を取り入れないと根本的改善はしないだろう。

※ 上記の内容は岩手大学名誉教授の大沢 博先生・東京新宿溝口クリニックの溝口 徹先生の講習を受けた内容を書き込みました。

気になる方は、「食事で治す心の病 心・脳・栄養―新しい医学の潮流」(第三文明社)を読んで見てね(^^)
posted by 院長 at 11:50 | Comment(0) | TrackBack(2) | 健康情報!