2009年01月27日

1月に入って、寒さ厳しい日が多くなりましたね。

寒くなると空気が乾燥して、風邪、インフルエンザになる人が増えてきます。

こんな時期だから、生姜の効能などを書いていきます。

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まず最初に、「しょうが」の入った料理を食べたり飲み物を飲むと身体の中からぽかぽかと温かくなるのがわかりますよね。

「しょうが」には血行を良くして身体を温める効能があるということは、昔から多くの人に知られています。

日本では寿司の薬味や料理の下味など食材として使われることが多い生姜ですが、海外ではハーブやクスリのように用いられることもあります。

生姜の効果

生姜の持つ効果や効能としてよく知られているのは、血液の循環をスムーズに行えるように働きかけ、身体を温めてくれるというものです。

その他には、あまり知られていないものもありますが、吐き気をとめる効果もあるといわれています。

はっきりとした効果が確かめられてはいないようですが、東洋医学では乗り物酔いに効果があるともいわれて船やバスなどの乗り物に乗る際に利用されていることもあります。

また、身体の不調は、体内に不要なものや、身体に負担となるものがあるために起こると考えられることもあります。そのため、しょうがの胃や腸に対する刺激で消化機能を促進させたり、発汗作用や循環機能の活性化などからその不要なものを取り除く解毒の効果があるとして、しょうがの絞り汁やすりおろしたものが使われることもあります。

同じように、不要なものを取り除き体内の様々な機能がスムーズにバランスよく働くようにすることから、下痢や便秘の解消にも効果があるといわれています。

生姜を食用として取り入れる際には、生の生姜で一日小さじ1杯程度乾燥生姜の場合は1〜4gを目安に摂取するとよいといわれています。

生姜には色々健康に役立つ成分が含まれているといわれていて、欧米ではハーブとして生姜を使っていることも多いようです。

また、中国やインドでは古くから伝わる伝統医学の中に必ずといっていいほど生姜は利用されています。

イギリスでぺすとが流行った時には、当時のイギリス国王ヘンリー八世が生姜の成分がぺすとの予防に役立つとして国民に生姜を食べるように勧めました。

その後、イギリスを始めとする欧米では、ジンジャーブレッドやジンジャークッキーが頻繁に食べられるようになったようです。

生姜自信にはぺすとなどをやっつける効果はありませんが、体内の血行を促進したり循環機能を高める効果があります。

ですから、生姜を食べることで身体が外から入ってくる異物に対すして防衛機能が高まり、様々な疾病を要望する効果があると考えられます。また、中国で「生姜」は、漢方には欠かせない存在として広く活用されています。

生姜だけで効果を出すように利用されるのではなく、他の漢方薬と組み合わせて使われます。

生姜の持つ消化吸収を助け、循環機能を活性化させる働きを利用することで組み合わせた他の漢方薬の吸収を助け効果や効能を引き出して効果を高めるという作用を狙って利用されることが多いようです。

生姜の成分

しょうがには独特の刺激を持つ香りや風味があります。生姜に含まれる成分には、生姜の皮のすぐ下の部分から抽出される精油に含まれる成分と、しょうがの澱粉質に含まれる成分があります。

澱粉質に含まれる成分には独特の香りや風味のある「オレオレジン」という成分があり、オレオレジンの中には、殺菌作用や抗酸化作用のある「ショウガオール」や「ジンゲロール」という成分が含まれています。

ジンゲロールには、吐き気を抑える「セロトニン」を抑制する働きがあることがわかってきました。また、精油にはジンギベレン・ボルネオール・ファルネセンなど30種類以上の成分が含まれています。

代表的なものには、クルクミンやリモネンがあります。

精油に含まれる成分は生姜の皮のすぐ下にあるため皮をむいたしょうがには含まれていないことが多くあります。

乾燥させてしまうと、精油に含まれる成分の多くは化学変化し、他の成分に変わってしまったりなくなってしまったりすることもあります。

特に生姜独特の爽やかな香りは失われやすいため、乾燥生姜の香りは弱いものがほとんどです。

風邪の予防に効果的

風邪は体力や免疫力が低下している際にかかりやすいといえます。

そのため、風邪っぽいときには、身体を温め循環機能を高めることで風邪が悪化するのを防ぐことができます。

また、発熱がある場合には、生の生姜をすりおろし、蜂蜜やレモンと一緒にお湯でわって飲むと発汗作用によって汗をかき、熱を下げる効果があるといわれています。

○美味しい生姜湯の作り方

1)使い残しの生姜を、おろし金でおろし、リードで包み絞る。
◎茶こしでこしても良い。

2)生姜汁に、蜂蜜・レモンの絞り汁を入れ、あついお湯を注ぐだけ。
◎のどが痛い時や熱っぽい時に体が温まり風邪が吹き飛んでしまうそうです。
posted by 院長 at 18:10 | Comment(7) | TrackBack(0) | 健康情報!

2009年01月17日

最近、マックはちょくちょく「今、なにしようとしてたんだっけ?」「どこに置いたのだろう」など、もの忘れがあります(゜o゜;)

みなさんは最近、「もの忘れ」がひどくなったなあ。なんて感じていませんか?

もの忘れには、2種類のタイプがあります。

ひとつは、物事を一度は覚えていて、頭の中に記憶が残っているにもかかわらず、それをうまく取り出すことができない「もの忘れ」です。

これはいわゆる「ど忘れ」と呼ばれるもので、高齢になるにつれて多くなってきますが、心配のないのがほとんどです。

もうひとつのタイプは、新しく生じた出来事がまったく頭に残らない、指摘されても思い出せない「もの忘れ」です。

このタイプは深刻な病気の場合もあります。

この病的な「もの忘れ」「認知障害」と呼ばれています。

アルツハイマー病以外にも何らかの原因により脳の機能が低下し、社会生活に支障が出るようになります。

例えば、約束したこと自体覚えていなかったり、駐車した位置どころか車で来たことを忘れてしまったり、記憶だけでなく、きれい好きだった人が、だんだんとだらしなくなったろ、猜疑心が強くなるなど、人が変わったようになります。

さらに、認知障害はまわりがおかしいと気づいているのに、本人に自覚がないのも特徴です。


認知力維持のためにできること

認知症は食生活・余暇の過ごし方、考え方などの生活習慣を改善することによって、ある程度予防できることがわかってきました。

メガかすむ・足が痛いなど、老化の症状はいろいろですが、人間らしく豊かで幸せな生活を送るためには脳の健康管理はとても重要です。

脳パワーを支える成分

DHA・EPA魚の油

「頭がよくなる」「血液がサラサラになる」とよく知られています。

脳の神経細胞を形づくり、脳の働きを活性化させるのに不可欠な成分です。

ファスファチジルセリン(PS)/ファスファチジルコリン(PC)

ファスファチジルセリンには、加齢にともなって、生じる記憶力や思考力、判断力、集中力平衡感覚の低下を改善する効能があることが知られています。

気力の減退や気分が滅入る「鬱」状態を改善する効果もあるとされています。
また、ファスファチジルコリンは脳内物質のアセチルコリンのげんりょうになります。
食品にわずかしか含まれていないのが特徴です。

イチョウ葉エキス

イチョウには13種類のフラボノイドとギンコライドという成分が含まれていて、血流の流れをよくしたり、活性酸素を除去する働きがあります。

そして、最近注目されているのが、これらが、脳の働きを活性化させる点です。

脳の血液の流れがよくなるもので、記憶力や集中力んの向上に効果があるといわれています。

posted by 院長 at 17:35 | Comment(4) | TrackBack(0) | 健康情報!

2009年01月08日

人間の歪みのパターンには8つのパターンがあることを知っていますか?

上部頚椎部へのストレスや仕事での悪姿勢、スポーツ障害などの原因からくる歪みなど様々です。

身体を上から見て、左右前後に4等分してみますと、4つの氣の流れの滞りと4つの重心に別れます。

右前重心左傾き(RAR)

左前重心左傾き(LAR)


左後重心右傾き(LPL)

右後重心右傾き(RPL)


左前重心右傾き(LAL)

右前重心右傾き(RAL)


右後重心左傾き(RPR)

左後重心左傾き(LPR)


上記のように、誰しもが身体の癖を持っていて、この身体の癖から逃れられることは、不可能と言ってもよいでしょう。

しかし、これがわかれば、自分自身の身体を戻すための最短で、あなたにあった矯正法、また、あなたにあった身体のほぐしがわかることになります。

それと、自分でするストレッチ法が理解できると思います。

例えば…

左つま先に重心があって、左前重心右傾き(LAL)の方は、C字カーブ

右つま先に重心があって、右前重心右傾き(RAL)の方は、S字カーブ

右かかとに重心があって、右後重心左傾き(RPR)の方は、逆C字カーブ

左かかとに重心があって、左後重心左傾き(LPR)の方は、逆S字カーブ

上記のような身体の歪みパターンがあります。


誰しもが、身体の癖というものがあります。月に一度は、身体全体をメンテナンスとして、お手入れをすることをお勧めします。



posted by 院長 at 12:36 | Comment(6) | TrackBack(0) | 健康情報!