2012年05月24日

東照公御遺訓

人の一生は重荷を負て遠き道をゆくが如し、急ぐべからず。
不自由を常と思へば不足なし。
心にのぞみおこらば、困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基。
怒りは敵と思へ。
勝つことばかり知りて負くる事を知らざれば害其の身に至る。
己を責めて人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。

慶長八年正月十五日 家康



人はただ身の程を知れ草の葉の露も重きは落つるものかな
posted by 院長 at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ことわざ
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