2013年12月13日

整体と整骨院の違いってなんだ!!

よく、患者様にきかれることですが、「整体と整骨院の違いはなんですか?」とよく聞かれます。

ここで、ちょっとお話しをいたしますが、整骨院あるいは接骨院は俗称で本来、整骨院の先生は「柔道整復師」と言います。

もともとはほねつぎから始まって、柔術家の公認運動により昭和に入ってから学校制度ができ、国家資格として、免許制度ができました。

柔道整復師が治療できるのは、打撲、捻挫、脱臼、骨折だけで、脱臼や骨折については、医師の診察を受けるまで、放置すれば生命又は身体に重大な危害をきたす恐れのある止むを得ない応急の場合を除き、医師の同意が必要となっています。

上記の内容に限り、社会保険や国民保険、組合保険が適用されます。

腕がいいと言われている整骨院の先生方の多くは保険外診療でしているところが多くあります。


整体は、カイロプラクティック等も含め、専門学校を卒業後に開業することはできます。

整体や、カイロプラクティック等は国家資格は有しておらず、民間資格なので、保険適用ができません。


本来の整骨院は、主に骨・関節・筋肉・靭帯等の損傷に対する施術を行い、整体は骨のズレや全身のバランス異常、あるいは胃痛や肝機能などの内臓異常や血液循環の活性化・リンパの活性化をさせるための施術を行っています。

ただし、整体も大きく分けて、2つに分かれます。

癒しを目的としたリラクゼーションサロン系と治療系と分かれます。

パッと見た目はわかりづらいところもあります。

癒し系は リラクゼーションマッサージ・リフレクソロジー・アロマテラピーなど。
サロン系は癒しを目的としています。心地よく、気持ちよくなりたい人向けです。

治療系は、整体・カイロプラクティック、その他各種療法です。

カイロプラクティックにつきましては、WHOが認めている治療法で、アメリカではドクターと同等の扱いであります。



どんな整体がいいのか?

まずは、話しを聞いてくれることです。

どんな症状でどうつらいのかなども聞かずにベッドに寝せられるのはどうかと考えます。


検査をする

視診、動診、触診、筋肉テストなどの検査をしないと矯正や施術することもできないと思います。

最後に説明をする

施術が終わったあとに、「お大事に」だけで終わるのでなく、身体の状態はどうだったのか?どう気を付ければいいのか、説明があるのとないのとでは大違い。患者さんも説明位がないと不安に思われる方がたくさんいると思います。

何回も通われている方には体の変化も伝えるところがいい整体院だと思います。


整骨院は上記に書いた内容でしか保険適用できないと書いていますが整骨院の先生方も素晴らしい先生方がたくさんいます。

整骨院の多くの素晴らしい先生方は、保険適用外で施術されている方が多いので、腰痛や肩こりなどで悩んでいる方は、十分に調べてから治療を受けられてください。

口コミで行くのが一番ですが。





posted by 院長 at 17:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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