MFG WIND FOR YOU
地球と子供の未来を守るネットワーク代表 大田 篤先生通信
乳癌で若くして亡くなった女性の実話『余命一ヶ月の花嫁』という映画が公開一ヶ月程度で200万人を動員し、大ヒットロングランが続いています。このような癌と闘い精一杯生きた人のドラマや映画は毎年のように作られ、人々の涙を誘い、がん検診の大切さや、早期発見・早期治療の必要性を国民に知らせるための大きな役割をこなしてきました。今回の映画も検診率を上げるためのキャンペーンが映画とセットで行われています。
日本人の3人に1人が癌で死ぬと言われた時代から2人に1人の時代に突入しようとしています。今では、CTやMRI、PET等の導入によって、今まで見つけることの出来なかった1cm以下の癌でも見つけることが出来るようになり、より初期の段階での治療が可能になっています。ということは、本当に早期発見・早期治療が有効ならば、癌の死亡は減っていくはずです。1970年代、万博の年に日本で癌で亡くなられた人は11万人台、それが90年代中期に22万人台になり、2007年には33万人台を突破しています。特にCT、MRI等の検診機器の導入以降に激増しているのです。ところが不思議なことに他の先進国は90年代に入ってからは癌の死者は減少か頭打ちになっています。アメリカでも1993年をピークに死亡率は減っています。では、なぜ日本だけが激増しているのでしょうか?
20年前にフランスの医学者たちが発表したある調査が予防医学会に衝撃を与えました。一度も肺癌検診を受けたことのない人たちのグループと年に2回必ず検診を受けているグループに分けて6年後の発ガン率を調べたのです。結果は、検診を受けている人たちのほうが癌にかかっている率がかなり高かったのです。そして、癌死の人も検診グループのほうがずっと多いという結果が出ました。アメリカでも同様の調査が行われ、同じ結果が出たのです。何故、癌のことを気をつけている人のほうが癌にかかっているのでしょうか?答えは簡単です。癌を見つけるには、強力な放射線を被爆しなければならないからです。
癌は遺伝子を傷つけることによって起こります。動物実験でも放射線や強い電磁波を被爆させることによって癌は簡単に作ることができるのです。イギリスは放射線被爆から国民を守るために極力レントゲン撮影をしないよう国を挙げて取り組み、世界で最もレントゲン検査の少ない国になったのです。そして電磁波から子供たちを守るために2000年には16歳以下の携帯電話使用禁止の勧告を、8歳未満には使用禁止警告を出しています。癌を見つけることよりも、癌を作らないことに重点を置いて成功したのです。このイギリスとの取り組みと対極にあるのが日本の検診率アップ、早期発見・早期治療なのです。どちらが効果あるのか?結果を見れば一目瞭然です。
慶応大学医学部放射線科の近藤誠先生は「がん検診は百害あって一利なし」と断言しておられます。CT、MRI、PETはレントゲンでは見つけられない小さな癌を発見できますがX線検査の、なんと数10倍から100倍以上という放射線を被爆してしまうのです。これが日本で癌の死者が増え続ける一番の原因です。予防医学の権威、新潟大学医学部・岡田雅彦教授も「がん検診を受ければ受けるほど、癌になるリスクは高くなります。」と警告されています。しかし、日本ではこのような良識ある研究者の声やデメリット情報は国民には決して伝わらないのです。
地球と子供の未来を守るネットワーク代表 大田 篤先生通信
乳癌で若くして亡くなった女性の実話『余命一ヶ月の花嫁』という映画が公開一ヶ月程度で200万人を動員し、大ヒットロングランが続いています。このような癌と闘い精一杯生きた人のドラマや映画は毎年のように作られ、人々の涙を誘い、がん検診の大切さや、早期発見・早期治療の必要性を国民に知らせるための大きな役割をこなしてきました。今回の映画も検診率を上げるためのキャンペーンが映画とセットで行われています。
日本人の3人に1人が癌で死ぬと言われた時代から2人に1人の時代に突入しようとしています。今では、CTやMRI、PET等の導入によって、今まで見つけることの出来なかった1cm以下の癌でも見つけることが出来るようになり、より初期の段階での治療が可能になっています。ということは、本当に早期発見・早期治療が有効ならば、癌の死亡は減っていくはずです。1970年代、万博の年に日本で癌で亡くなられた人は11万人台、それが90年代中期に22万人台になり、2007年には33万人台を突破しています。特にCT、MRI等の検診機器の導入以降に激増しているのです。ところが不思議なことに他の先進国は90年代に入ってからは癌の死者は減少か頭打ちになっています。アメリカでも1993年をピークに死亡率は減っています。では、なぜ日本だけが激増しているのでしょうか?
20年前にフランスの医学者たちが発表したある調査が予防医学会に衝撃を与えました。一度も肺癌検診を受けたことのない人たちのグループと年に2回必ず検診を受けているグループに分けて6年後の発ガン率を調べたのです。結果は、検診を受けている人たちのほうが癌にかかっている率がかなり高かったのです。そして、癌死の人も検診グループのほうがずっと多いという結果が出ました。アメリカでも同様の調査が行われ、同じ結果が出たのです。何故、癌のことを気をつけている人のほうが癌にかかっているのでしょうか?答えは簡単です。癌を見つけるには、強力な放射線を被爆しなければならないからです。
癌は遺伝子を傷つけることによって起こります。動物実験でも放射線や強い電磁波を被爆させることによって癌は簡単に作ることができるのです。イギリスは放射線被爆から国民を守るために極力レントゲン撮影をしないよう国を挙げて取り組み、世界で最もレントゲン検査の少ない国になったのです。そして電磁波から子供たちを守るために2000年には16歳以下の携帯電話使用禁止の勧告を、8歳未満には使用禁止警告を出しています。癌を見つけることよりも、癌を作らないことに重点を置いて成功したのです。このイギリスとの取り組みと対極にあるのが日本の検診率アップ、早期発見・早期治療なのです。どちらが効果あるのか?結果を見れば一目瞭然です。
慶応大学医学部放射線科の近藤誠先生は「がん検診は百害あって一利なし」と断言しておられます。CT、MRI、PETはレントゲンでは見つけられない小さな癌を発見できますがX線検査の、なんと数10倍から100倍以上という放射線を被爆してしまうのです。これが日本で癌の死者が増え続ける一番の原因です。予防医学の権威、新潟大学医学部・岡田雅彦教授も「がん検診を受ければ受けるほど、癌になるリスクは高くなります。」と警告されています。しかし、日本ではこのような良識ある研究者の声やデメリット情報は国民には決して伝わらないのです。
すごいですね、石原先生の著書を全部読んでいるなんて!!
実際に病院に行くと最近では「MRIを取りましょう」とすぐに言います。
高いお金を出して導入していると言う現実もあるのでしょうが…。
日本は唯一の被爆国だから、考えて欲しいものはあります。
癌を見つけるのではなく、癌をなくす予防医学の先進国になることが必要ですね。
がんには、本物のがんと、いわゆる「がんもどき」があるちいう仮説も、がんを多面的に考える機会を与えられました。
しからば、エックス線を受けないがん検診(例えば内視鏡や血液検査)は有効なのか? これについても、近藤医師は否定的で、検診によって、がんによる死亡が減少したという証明がされてない、という意見です。
近藤医師の意見は、医学界では少数意見であり、悩ましいところです。
マスコミのセンセーションナルな報道も、国民に相当な影響を与えています。
私も、実際にがんになったらどう行動するのか?、
自信がありません。
これも悩ましいところです。
ただ、死ぬなら、ラクにいきたいですね。