2009年08月21日

反社会的性格者5

7.反社会的性格の人は、行動のサイクルを完了することができません。
 この性格者のまわりには、未完成のプロジェクトでいっぱいです。

8.反社会的性格者の多くは、自白するように強要すれば、凶悪きわまりない犯罪についてもすんなりと認めるでしょう。自分のしたことに対して、これっぽちの責任も感じないのです。

彼らの行動は、まったくと言ってよいほど、自分の意志とは関係ありません。物事はただ「起こるべくして起こった」のです。

彼らには、起因となるものを正しく判別する能力に欠けています。それゆえ、良心のとがめを感じることも、恥と思うこともありません。

9.反社会的性格者が支持するのは破壊的なグループだけであり、建設的な、または改善を目的としたグループに対しては、激しい憤りを感じ、攻撃を加えます。

10.このタイプの性格者は破壊的な行動のみ賛成し、建設的な、あるいは他の人の助けになるような活動に反対します。

芸術家は特に、反社会的な性格の持ち主をしばしば引き寄せます。反社会的性格者、芸術家のつくりだす芸術に、どうしても破壊せずにはいられないものを目にし「友達として」密かにそれを破壊しようとします。

11.だれかが他の人たちを助けようとしているのを見ると、反社会的性格者は怒りでほとんど気も狂わんばかりになります。とはいえ、人助けという名目で行われる破壊活動はしっかり支持します。

12.反社会的性格者は、所有物に対して間違った考えを持っています。誰かが何かを所有するなどという考えはまやかしにすぎず、人々をだますためにでっち上げられたものだと思います。彼は、どんな物でもだれかによって所有されることなどないと考えています。

つづく
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