2008年10月09日

氣功で健康維持してみませんか。

気功は休んでも、それまでやった分だけ蓄積されています。1週間一回でも、効果はあります。少しずつでもやっていれば、途中休んでも、コップに水を注いでいるといつかは一杯になり、溢れ出すがごとく、確実に蓄積されていきます。

 私も、氣功を憶えてからは風邪も引かなくなり、弱かった内臓も強くなったり、足先の冷えがなくなったり、不思議な感じでした。

 ただし、気功で病気を改善しようとするなら、計画的に毎日練習する必要があります。また、同時に、食事や日常生活全般に注意をはらわなければなりません。たとえば、喘息、風邪、せきを治すために、気功をしたあと、たばこを吸って、夜更かしをして、体を冷やしたりしたら、話になりません。計画をたて、実行していくことが必要です。

 気功を始めると、一時的に症状が悪化したり、古い傷が痛んだり、隠れていた病気が現れたりすることもあります。気功を練習したあと、下痢をしたり、とても眠かったり、ぐったりしたり、痒くなったり、汗をかいたりすることもありますが、体の中に固まっていた悪い物が出ていくときに現れる症状と考えられます。夜、いきなり、体のどこかが重くなったり、痛みがでたりすることもあるようですが、その後ぐっと楽になります。

 痛みというものは、正常な生理反応ですから、重く考える必要はありません。かえって痛みがないほうが、こわいこともあるのです。

 座骨神経痛を治すために気功をはじめたら、胃腸の調子がよくなったり、ということもあります。気功は総合的に、体の悪い部分に効いてくる。ですから、決して無駄にはなりません。

  肩凝りとか、腰痛とか頭痛とかの治療のために始めても、例外もありますが、すぐに効果が現れる訳ではないのです。効果があらわれなくても、止めてしまってはもったいないことです。

 3か月も続けていれば、大概の人は、以前の苦痛を忘れてしまうほど効果が上がっています。また、治ったと思って、止めてしまうのはもっともったいない話しなのです。

 身体の健康を目的とする気功のほかに、美容気功というのもあります。顔が美しくなるように、どくだみや、すぎなの化粧水でマッサージする、という方法もあります。

 また、気功を行ううちに、性格や、精神的な部分にも明らかな効果があり、運気も改善されます。

 気功にはいろいろな種類があります。その中から自分にあった功法を選んでやっていきましょう。

 教室では、やさしいものから順にやっていきます。その中から、自分にあったやり方を覚えて、毎日積み重ねていくことになります。

 気功には長寿の効果がある、というと、そんなにしてまで長生きしたくない、という人もいますが、不健康で長く生きていては苦痛です。死ぬときまで健康でいられるということです。また、漢方には未病を治すという言葉があります。未病とはまだ具体的に病気としての症状は現れてなくても、ほっておくと病気になる状態のことです。気功は自覚症状のない悪い部分を治して、健康を保つ働きがあるのです。 つまり、ただ、病気がない、という状態ではなく、もっと質の高い健康状態に持っていく、ということです。

 気功の三要素は姿勢、動作と呼吸、そして意念です。呼吸は長く息をすること、つまりは長息、長生きと言う事です。意念とは精神、神経、心を調整すると言う事です。

 この3つがそろうと気功になるわけです。

 気功を練習することを練功と言います。
posted by 院長 at 16:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 氣功入門
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