睡眠が5時間未満だと肥満リスクが高く、寝不足でも寝過ぎでも糖尿病になりやすい――。日本大の兼板佳孝講師(公衆衛生学)は睡眠時間が生活習慣病に関連するとの研究結果をまとめ、12日発表した。兼板講師は「生活習慣病を防ぐには適度な睡眠をとることも大事」と指摘している。
研究は男性の職場健診のデータ約2万2000人分を解析。1999年に肥満や高血糖でない人が2006年に発症しているか調べたところ、両年とも睡眠時間が5時間未満だった人は5時間以上だった人よりも肥満発症リスクが1.36倍に、高血糖発症のリスクが1.27倍に高まった。また肥満の人は睡眠時間が短くなりやすかった。
質のいい睡眠を取る方法を後ほど掲載します。
研究は男性の職場健診のデータ約2万2000人分を解析。1999年に肥満や高血糖でない人が2006年に発症しているか調べたところ、両年とも睡眠時間が5時間未満だった人は5時間以上だった人よりも肥満発症リスクが1.36倍に、高血糖発症のリスクが1.27倍に高まった。また肥満の人は睡眠時間が短くなりやすかった。
[2008年3月13日/日本経済新聞 朝刊]
質のいい睡眠を取る方法を後ほど掲載します。
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