2015年04月25日

健康の基準ってなに?

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いつも夜ふかしばかりして、寝不足が続いていても、「私はなんともなく全然大丈夫だよ。」

周りからは「元気でいいねえ」「羨ましいね」

そんな声が周りから聞こえてきます。

はたして、これは健康なのでしょうか?


東洋医学(中医学)では、「実証」「虚症」という言葉があります。

実証というのは、簡単に言いますと、体力が充実して、生理的機能が亢進した状態をいいます。


玉に虚症は、虚弱で体力がない体質をいう。または機能が低下したり,生理的物質が不足した病的状態のことをいいます。


実証と虚症はどちらがいいのでしょうか?


実は実症も虚症もよくはありません。東洋医学では両方とも病気扱いなんのです。


実証は、睡眠不足など、夜更かしなどが続いたら普通、身体がだるい、きついなど症状が現れないといけないのだが、疲れていることを脳が体に伝達していないことが異常なのです。


虚証は、ことばどおり虚弱体質のことなのですぐおわかりでしょう。

実は虚証の方が案外長生きします。

巨匠の方は、いつも体調がわるいのでかなりの頻度で、病院に行き、検査をしています。

逆に実証の方は、いつも元気で少々のことではへこたれないので、自分自身で元気だからと思い、病院に行かない。結構、重度の症状になって病気が分かることがあります。

いつも元気だからといって、それがいいわけではありません。

普通というのが一番なのです。

普通ってなに?と思いますよね。

普通っていうのは、寝不足したら、だるくてきつい。暴飲暴食したら、胃が痛い。腰が痛いなど、的確に身体に信号がおくられていることをさします。

腰が痛いというのはむしろ正常に脳からの信号を送っているので、ある意味健康な証拠です。

腰が痛い、肩が痛い、胃が痛い、日常生活の無理がたたって症状が現れることなので、普通の体なのです。

症状があらわれたときは、身体をやすめ、いち早くケアをすることをオススメいたします。


posted by 院長 at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康情報!
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