新年会で母娘の2人連れと同じテーブルに座ったのだが、自己紹介をして2人が親子ではなく、学生時代の友人だと知り驚いた。母親だと思った女性はかなりふっくらとした体型で着物姿。娘だと思った女性は小柄で服装がカジュアルだったせいもあるが、それぞれの肌の状態にも年齢差は如実に現れていた。
見た目年齢は20歳を過ぎた頃から大きな差が出てくる。その差は年齢を重ねるごとにどんどん開き、特に女性は40歳を過ぎると人によっては実年齢との差が10〜20歳に開いてしまうこともあるという。
40歳で60歳に見える女性と、40歳で30歳に見える女性の違いは、体型と肌の状態によるのではないだろうか?
「若いのに顔にしみがある人は要注意!」というのは小児科医でアレルギーが専門の鶴田光敏医師。
「しみは紫外線によって発生した活性酸素によってできるもので、若くて健康な人なら活性酸素に対して抵抗力があるのでしみなどできませんよ」
活性酸素とは身体を酸化させて様々な病気を引き起こし、老化を促進させる原因となるもの。肌にしみができるということは、身体的に老化現象が進行していることを表しているのだそうだ。
鶴田医師は、自身の身体にしみが現れたことで、食べ物に関するアンチエイジングを研究し、家庭での食生活で実践されている。
お会いした鶴田医師の年齢をお聞きして驚いた。メタボでもないし、肌には艶があり実年齢より10歳は若く見える。いや、それ以上かも!
以下に鶴田医師が実践された「肥満を防ぎ若返るための食事法」を紹介する。
1・油ものはなるべく食べない。
2・タンパク質は積極的に食べる。(肉より新鮮な魚介類を食べるようにする)
3・スナック菓子やインスタントラーメンは控える。
4・食物繊維の多いもの、海藻類や豆類、きのこ類をよく食べるようにする。
5・緑黄色野菜を食べる。(にんじん・かぼちゃ・トマトなど)
6・そば粉の多い日本そばを週に2、3回食べる。
7・よい水を飲むようにする。水道水は直接の飲用水としては使用しない。
8・天然のものから作られたサプリメント(栄養補助食品)を毎日とるようにする。
「老化現象は日常の食事からでも治せます」という鶴田医師の言葉は心強い。
とはいえ、たまにはスイーツやポテトチップスが食べたくなる。
そんな時はどうすればいいのかをお聞きした。
─ 甘いものが好きなんですが、ケーキと和菓子ならどちらがいいですか?
「脂肪と砂糖を多量にとると身体に毒です。和菓子なら砂糖を使っても脂肪はほとんど使わないので、甘いものをどうしても食べたいなら和菓子にしましょう」
─ ポテトチップスがどうしても食べたい時は?
「袋を開けたらすぐに食べてください。それと塩味やのり味のオーソドックスなものを選んでください。バーベキュー味やわさび味といった凝った味付けのものほど添加物が多いですよ」
─ 野菜の変わりに果物でビタミンや食物繊維をとってもいいですか?
「果物の果糖はとりすぎると肥満の原因になります。野菜の代わりにはなりません。食物繊維の豊富な野菜類は、一日最低でも300グラムはとったほうがいいですね」
健康も美容も毎日の食事から。今年は食事に気を配って、老け肌も肥満も撃退したい。(オフィスエムツー/佐枝せつこ)
■取材協力
・つるた小児科・アレルギー科
■参考文献
・Dr.鶴田のアンチエイジング―この方法であなたも十歳若返る! (マイ・ブック)
・老化もガンも酸化(サビ)が原因だった―最新医学で分かった食べ方健康法 (マイ・ブック)
見た目年齢は20歳を過ぎた頃から大きな差が出てくる。その差は年齢を重ねるごとにどんどん開き、特に女性は40歳を過ぎると人によっては実年齢との差が10〜20歳に開いてしまうこともあるという。
40歳で60歳に見える女性と、40歳で30歳に見える女性の違いは、体型と肌の状態によるのではないだろうか?
「若いのに顔にしみがある人は要注意!」というのは小児科医でアレルギーが専門の鶴田光敏医師。
「しみは紫外線によって発生した活性酸素によってできるもので、若くて健康な人なら活性酸素に対して抵抗力があるのでしみなどできませんよ」
活性酸素とは身体を酸化させて様々な病気を引き起こし、老化を促進させる原因となるもの。肌にしみができるということは、身体的に老化現象が進行していることを表しているのだそうだ。
鶴田医師は、自身の身体にしみが現れたことで、食べ物に関するアンチエイジングを研究し、家庭での食生活で実践されている。
お会いした鶴田医師の年齢をお聞きして驚いた。メタボでもないし、肌には艶があり実年齢より10歳は若く見える。いや、それ以上かも!
以下に鶴田医師が実践された「肥満を防ぎ若返るための食事法」を紹介する。
1・油ものはなるべく食べない。
2・タンパク質は積極的に食べる。(肉より新鮮な魚介類を食べるようにする)
3・スナック菓子やインスタントラーメンは控える。
4・食物繊維の多いもの、海藻類や豆類、きのこ類をよく食べるようにする。
5・緑黄色野菜を食べる。(にんじん・かぼちゃ・トマトなど)
6・そば粉の多い日本そばを週に2、3回食べる。
7・よい水を飲むようにする。水道水は直接の飲用水としては使用しない。
8・天然のものから作られたサプリメント(栄養補助食品)を毎日とるようにする。
「老化現象は日常の食事からでも治せます」という鶴田医師の言葉は心強い。
とはいえ、たまにはスイーツやポテトチップスが食べたくなる。
そんな時はどうすればいいのかをお聞きした。
─ 甘いものが好きなんですが、ケーキと和菓子ならどちらがいいですか?
「脂肪と砂糖を多量にとると身体に毒です。和菓子なら砂糖を使っても脂肪はほとんど使わないので、甘いものをどうしても食べたいなら和菓子にしましょう」
─ ポテトチップスがどうしても食べたい時は?
「袋を開けたらすぐに食べてください。それと塩味やのり味のオーソドックスなものを選んでください。バーベキュー味やわさび味といった凝った味付けのものほど添加物が多いですよ」
─ 野菜の変わりに果物でビタミンや食物繊維をとってもいいですか?
「果物の果糖はとりすぎると肥満の原因になります。野菜の代わりにはなりません。食物繊維の豊富な野菜類は、一日最低でも300グラムはとったほうがいいですね」
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