2009年10月21日

うつ病って?

最近、うつ病で悩んでいるお客様が非常に多く、僕自身もうつ病になったことないので、理解できない部分がたくさんあります。

このブログを読んでくれている読者もたぶんうつ病になったことがない人は、うつ病を理解できていないと思います。

それではうつ病の症状はどのようなものなのでしょうか?

元気が出ないとか、気が沈む、落ち込んでしまう、やる気が出ない、という症状を思い浮かべられるているでしょう。確かに当たっているところはありますが、うつ病の症状はまだまだあります。


その外にうつ病の方に共通していることがあります。

「自分は価値がない人間だ」「自分が悪いのだ」「自分なんかこの世にいても迷惑だ」などと自責の念にかられる、わけもなく悲しくなってしまい涙が出る、やる気が出ないだけでなく動くことができない、以前楽しめていたことが楽しめない、人と会いたくない、何にも興味が沸かない、不安になる、怖い、苦しい、集中力の散漫、決断が出来ない、「もう駄目だ」「何をやっても無理だ」などと悲観的な思考に陥ってしまう、毎日毎日同じことばかり考えてしまう、そして、これは「うつ」という言葉からは「意外だ」と思われるかもしれませんが、「イライラする・落ち着かない」というのもあります。

そして、身体症状は、だるい、眠れない、寝つきが悪い、一度寝ても夜中に目が覚める(断眠)、性欲の減退、異性へ興味がなくなる、味覚障害、食欲が沸かない、もしくは食欲が増進する、そして、それが原因で体重が著しく減少する、または増加するなど。
そのほか、頭痛や眩暈、肩こり、手足が痺れる、生理不順などがあります。


これでもまだ理解に苦しむとは思います。
中には、うつ病は、「気の持ちようだ、性格の問題だ、気合を入れれば治る」、なんて思っている方もいらっしゃると思います。

実際にうつ病の方は、「だれも自分の病気を理解してくれない」と言っています。
周りの人も親切に、うつ病の人に「薬を飲むのを辞めなさい、お酒を辞めなさい」など、うつ病の方を気遣って言ってはいますが、「最後は、私がこんなに心配しているのに…」と罵声を浴びせ、うつ病の方をよりひどくさせているケースが目立ちます。

確かにうつ病は、自分自身で作っている部分もあります。

うつ病の方に、「がんばりなさい」「しっかりしなさい」という言葉は禁句です。


じゃあ、どう対応したらいいの?

正直、難しいかも知れませんが、まずは心を軽くできるような言葉をかけてやることが大事です。

もし、「やる気がない」と言われたら、「僕だってやる気がないときがあるから、そんなときは、ゴロゴロ部屋の中でしててもいいんじゃない。
僕もそうしているよ。」とか、先日は、周りからはお酒を辞めなさいと言われたうつ病のお客様がいるのだけど、本人も辞めたいけど、飲むと呑みすぎて、自分を悲観するのですが、僕は「お酒は飲みたければ好きなだけ飲みなさいよ。お酒を辞めるということがストレスでしょ。」「ストレスになるんだったら、いくら健康なことでもストレスが原因で不健康ならやめないほうがいいでしょ。」うつ病が改善したらお酒は減る、あるいは辞めると僕は思っています。

だから、気持ちを楽にさせることが大事です。

楽=楽しい

まだまだ僕もうつ病について研究して行かないといけないので今後もご期待ください。
posted by 院長 at 18:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 健康情報!
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