2009年07月04日

原子力政策の破綻が明らかになってきました。

このまま、玄海町のプルサーマル計画が止まってくれることを願っています。


共同通信社より

http://www.47news.jp/CN/200907/CN2009070201000742.html

原子力大綱の改定先送り トラブル続き 政策停滞

 国の原子力委員会(近藤駿介委員長)が、原子力利用の基本方針を示すためにほぼ5年ごとに改定してきた「原子力政策大綱」の2010年の改定を先送り
することが2日、分かった。

 地震による原発の被災や、核燃料サイクルの中核施設である日本原燃の核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)にトラブルが続いたことなどで政策の先行きが
不透明となったことが理由。原子力委は「(10年に改定しても)現行の大綱と同じような内容になりかねない」としており、この間の原子力政策の停滞が浮
き彫りになった形だ。

 来年の改定に向けた有識者による委員会設置は当面見送り、次回改定作業の開始時期は未定。

 現行の原子力政策大綱は、1956年から約5年ごとに改定されていた原子力研究開発利用長期計画(長計)を引き継ぎ、05年に原子力委が策定。使用済
み核燃料を全量再処理し、抽出したプルトニウムを燃料に再利用する核燃料サイクル路線を堅持する一方、使用済み燃料を再処理せず直接処分する技術も検討
することを初めて明記した。

 しかし、肝心のプルトニウムを抽出する再処理工場は、試運転段階でトラブルが続発して本格操業入りを度々延期。プルトニウムを一般の原発で燃やすプル
サーマル計画も始まらず、電力業界が当初の目標を5年先送りしたばかりだ。

 06年に改定された耐震指針に基づき国が進める原子力施設の安全性検証作業も、07年の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が被災した結果、新しい知見を
反映する必要に迫られて長期化。95年のナトリウム漏れ事故以来停止中の高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)も、トラブルや耐震補強工事の影響で
運転再開が遅れている。
posted by 院長 at 12:16 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
>エバメール佐賀さん

先日は長々とおじゃましまして申し訳ございませんm(_ _)m

4枚ですね。

わかりました。月曜日に持ってこれるようにします。
Posted by マック at 2009年07月04日 16:22
こんにちは。
先日から、有難うございました。
プルサーマルのDVDを、追加で4枚ほど
買いたいので、届きましたらお知らせください。
宜しくお願いいたします。
Posted by エバ佐賀 at 2009年07月04日 15:21
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