2009年02月19日

化学物質過敏症について

今回テーマとして取り上げたのは。「化学物質過敏症」

花粉症と同じく、発症しない人にとっては全く実感のないことかもしれません。しかし花粉症と大きく違うのは、自分が加害者になっているかもしれない、ということです。

何気なくつけたその整髪料、タンスにいれてある防虫剤、いつまでも香りの残る洗濯洗剤。その「香料」によって、行動を大きく制限させられている人たちもいるのです。

花粉症が杉など自然からのメッセジャーなら、この過敏症は次世代からのメッセンジャーではないでしょうか。

こんな社会じゃ嫌だと警告を出してくれているのです。さぁ、次世代からの声を聞いてみませんか?

「化学物質過敏症〜あなたの身体はシグナルを発していませんか?〜」

日時 2月22日(日)10〜12時

場所 佐賀市エコプラザ(清掃工場内)

参加費 500円

講師 鹿児島ひとみさん(シグナルキャッチ代表)

主催 NPO法人さが環境推進センター



皆さんは「化学物質過敏症」という言葉を聞いたことがありますか?

漢字ばかりがズラリとならんで、何だか難しそう・・・

私にはあまり関係なさそう・・・という印象ですよねぇ〜。

しか〜し、これが意外や意外、現代の私たちの暮らしの中には、この化学物質が溢れかえっているのです。

食べ物(最近は添加物の問題で広く知られてきましたね)に始まり、建物、日用雑貨(洗剤、防虫剤、芳香剤、生理用品)などなど。

食べ物などは直接口に入れるものだから、自分の選択によって気を付けることも可能です。

しかし、上記に例として挙げたその他のものが怖いのは、目には見えない形で私たちに影響するという点です。

つまり、空気を通して、私たちの鼻や口、皮膚から入ってくるということなのです。そして、これらの影響を大きく受けやすいのは、子どもたちなのです。

体のまだ未熟な子どもが受ける影響は、私たち大人の何十倍、何百倍とも言われています。

これらの現実を知ることで、回避可能なことはたくさんあります。幼いうちにこれらの影響を受けてしまっては、その後の子どもたちの人生を大きく左右することにもなりかねません。

まず、問題を解決するには「知ること」が大切ですよね。その上ではじめて、考えることができる。その後の選択は、自分次第です。

ぜひ、知ることから始めてみて下さい。

<シグナルキャッチ>

皆さんに、シックハウス・シックスクールによる症状をお知らせし、もっとひどい化学物質過敏症にならないように、社会の価値観を変える活動をしているNPOです。

私たちシグナルキャッチは多くの患者さんの実態を示し、そんな社会を少しずつ見直すことを提案し、子どもたちが元気に育つ社会を目指しています。
posted by 院長 at 09:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ
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